1 都市部、一棟、レジデンス
投資効率、運営効率をするのならこの物件!
- 住居系は需要が圧倒的に多く、景気の変動に左右されない
- オフィス系は景気が悪化すると借り手である企業が減る
- レジデンスは家庭用設備なのでコストが低い
- 一棟ものは出口戦略がいろいろある(そのまま売却、更地にして売却、区分所有にして売却)
- 地方物件に比べると運営比率(家賃収入に対する経費の割合が低い。地方の同じ広さの物件でも経費は同じ
- 土地も建物も自分のものなのでどの規模のリフォームをいつ、どのようにするのか自分で決められる
- 都市部、特に東京の土地は価値が下がりにくい
注意
- 規模が大きい分修繕の費用も相対的に大きくなる
- 地震、事故が起きると規模が大きい分リスクも高くなる
2 都市部、区分所有、レジデンス
リスク分散重視するならこの物件!
- 一棟物件より他の投資家との競争率が低く物件を獲得しやすい
- 少額から投資できる
- 一棟物件の予算で区分所有物件を複数買うことで空室、事件等のリスク分散ができる
- 修繕費用は積立金が有るので一度に発生しない
- 管理組合が日常の管理・運営をしてくれるので手間がかからない
注意
- 建物のメンテナンス、建替が自分一人の裁量でできない
- 一棟物件に比べて資産を増やすのに時間がかかる投資法
- ランニングコストが一棟物件より高い
3 都市部、戸建、レジデンス
立地がよければ店舗としての需要も!
- 住人が我が家のように使ってくれるのでオーナーの手間がかからない
- 必要な修繕工事を必要な時期にでオーナー自ら決められる
- 入居者はファミリー世帯が中心。学校通学の関係上、一旦入居が決まれば入居期間は長期化するのでオーナーは安定収入が長期にわたり獲得できる
- 駅から離れていても賃貸需要がある。(単身世帯では駅までの距離が重要視されるが、ファミリー物件は公園・学校の有無が重要視される)
注意
- 1〜3月までの引越しシーズンのピークを逃すと空室状況が長期化する可能性もある
4 地方郊外、一棟、レジデンス
利回り重視ならこの物件!
- 需要・供給バランス、地域特性を理解していれば短期に高いリターンを獲得できる
- 積算評価が出やすい(=融資が出やすい)
注意
- 需要・供給のバランス、人口動態が常に安定していないので不動産投資の上級者向け
- 地方は賃料の下落率が高くなる